Apple Watchは、もはやただのスマートウォッチではありません。
発売当初は、歩数や心拍数、睡眠の質をチェックするなど、“健康意識を高められるスマートウォッチ”という印象が強かったです。
しかし、心電図(ECG)機能の追加を皮切りに、血中酸素飽和度(SpO₂)測定や睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検出など、医療機器顔負けの機能が小さな腕時計1つに集約されつつあります。
これら「心電図」「SpO₂測定」「SAS検出」機能は、いずれも非常に優れた健康サポート機能です。
ただし、それぞれに“クセ”や“特性”があり、それを理解して使うことで、結果の解釈に自信を持て、必要に応じて病院に受診など次の行動にスムーズにつなげることができます。
本記事では、
- Apple Watchの医療機能と実際の活用方法や日常で役立つ便利機能
- 一般ユーザーが知っておきたい注意点
- 機種選びや購入時に知っておきたいポイント
などを、医者の視点で最新の研究データを交えて解説していきます。
医療従事者の方はもちろん、Apple Watchを健康管理に活かしたいと考えている方にもおすすめの内容です。
心電図アプリ、心拍数の活用と精度

Apple Watch Series 4以降には不整脈の一種である心房細動(Atrial Fibrillation: AF)の検出が可能なⅠ誘導の心電図アプリが搭載されています。
心房細動は心房と呼ばれる心臓内の部屋が小刻みに震えて痙攣することで脈が不規則になる病気です。約4割が無症状で、加齢とともに増加します。
治療としては脳梗塞のリスクが高まるため、血液サラサラの薬を飲んだり、不整脈を抑える薬物治療、カテーテルアブレーション治療、外科的治療があります。
その人の年齢、合併症、リスクなど加味して治療方法は選択されます。
心房細動はApple Watch上の心電図アプリを開いて30秒で簡単に測定可能です。
心房細動を検出する精度と秘められた実力
2025年発表のメタ解析では、Apple Watchによる心房細動検出の感度94.8%、特異度95%という高い診断性能が報告されています。
もしApple Watchの心電図アプリを使って心房細動の兆候が通知された場合は、必ず医療機関で精査を受けることが大切です。
また、Apple Watchは公式には心房細動検出に重点を置いて自動判定される不整脈は心房細動のみです。
ただし実際には、心房細動以外の多様な不整脈も記録・検出し得ることが実臨床で示されています。
単一誘導ながら実際の心電図波形を取得できるため、心房細動と分類されない不整脈も医師が心電図の波形を確認することで診断の参考にできるケースがあります。
Systematic Reviewでは実際に心室性期外収縮(PVC)、上室性頻拍(SVT)(AVRT , AVNRT含む)、Ⅲ度房室ブロック(完全房室ブロック)、心室頻拍(VT)などの心房細動以外のさまざまな不整脈でも検出可能であると示されています。
また、Apple WatchでII・III誘導も記録可能?臨床医が解説【STEMIの波形も紹介】の記事内で紹介したようにⅠ誘導以外の波形も計測することができます。
一般ユーザー向け|知っておくと安心・いざというときのApple Watch心電図の使い方
Apple Watchをお持ちの方で、動悸・息苦しさ・胸痛などの症状が出たときには、余裕があれば、その場でApple Watchの心電図アプリを起動して記録してみてください。
記録された心電図はiPhoneのヘルスケアアプリからPDFとして書き出すことができます。
たとえその心電図が正常であっても、あるいは異常らしき所見があればなおさら、その記録は病院で医師が診察するうえで非常に貴重な情報になります。
特に発作的な症状は、病院に着いたころにはすでに落ち着いていることも多く、「そのとき何が起きていたか」を客観的に示せる心電図記録は診断の大きな手がかりとなります。
ただし、強い胸痛や呼吸困難、意識が遠のく感覚があるなど、緊急性が高い場合には迷わず119番通報など行い速やかに医療機関へ連絡をとってください。
Apple Watchでの記録は、あくまでも「安全が確保された状況で可能であれば行う」補助的な手段と捉えるのが適切です。
心拍数検出機能の応用
さらにApple Watchをつけていると心拍数が自動で記録されるので、たとえば救急外来などで動悸や失神の主訴で来院した患者さんがApple Watchをつけていた場合に、発作の直前の徐脈や頻拍などの心拍変動があるか確認すれば診断に有用な手がかりとなることもあり得ます。
実際に、運動していないのにApple Watchで異常な高心拍が検出され、その後に心室頻拍(VT)の診断につながったという症例報告もあります。
また術後患者にApple Watchを使用した試験ではApple Watchの心拍数機能は高精度かつ高頻度の心拍数モニタリングが可能であり、臨床使用も可能なレベルと高く評価されました。
- Apple Watchで心房細動の兆候が出た場合は、迷わず医療機関へ
- 動悸や胸痛があるときは、余裕があればその場で心電図を記録してみましょう
- 心拍数の異常が続く場合や症状を感じるときは、早めの受診を
参考文献
- Sufyan Shahid et al. Diagnostic Accuracy of Apple Watch Electrocardiogram for Atrial Fibrillation. JACC Adv. 2025.
- Bogár B, et al. Detection of Arrhythmias Using Smartwatches: A Systematic Literature Review. Healthcare 12: 892, 2024
- Evans E, Using a Smartwatch to Aid Diagnosis of Syncope. Ep Lab Digest 20:1, 2020
- Helmer P, et al. Reliability of continuous vital sign monitoring in post-operative patients employing consumer-grade fitness trackers: A randomized pilot trial. Digital Health 10:1-13, 2024.
血中酸素飽和度(SpO₂)の活用と注意点

Apple Watch Series 6以降には反射型パルスオキシメトリによる血中酸素飽和度(SpO₂)測定機能が搭載されています。
Apple Watchで「血中酸素ウェルネスアプリ」を開いて15秒で簡単に測定可能です。
ほとんどの人のSpO₂は95〜99%ですが、95%以下になっても通常の生活を送れる人もいます。
血中酸素飽和度の正確性と限界、測定時のポイント
Systematic Reviewによると、±2.7〜5.9%の誤差範囲内で医療用SpO₂と比較して大きな系統的偏りはないとされています。
ただし、外れ値(最大±15%)も散見されるため、あくまで参考値としての利用が良いと思われます。
装着方法(バンドをきちんと固定するかどうか)によって測定失敗率が21%から4%に減少したことから、使用法が精度に大きく影響することが示唆されます。
また10kg以下などの小児では手首以外の部位(手のひらや足の甲、太ももなど)への装着を試みており、このような柔軟な対応も測定精度の鍵となるようです。
私自身も実際に病院のパルスオキシメーターと自分のApple Watchで測った数値を比較してみましたが誤差2〜3%以内で概ね正確に表示されていました。
コロナにかかった時の使用は?(実用性の限界に注意)
Apple WatchのSpO₂を臨床に応用することを考えた時、真っ先に思い浮かぶのがコロナ患者への応用ではないでしょうか。
入院中のコロナ患者を対象に、Apple WatchによるSpO₂のモニタリングが、病院で使用されている医療用パルスオキシメーターと比較して、臨床的に有意な低酸素状態(SpO₂≦92%)を的確に検出できるかを検証した研究があります
(※なお数値の説明が少しわかりにくく感じられる方は、後にある「血中酸素飽和度測定の注意点」だけ読んでいただければ大丈夫です)。
結果は以下の通りでした:
デバイス | 感度 | 特異度 | 陽性的中率 (PPV) | 陰性的中率 (NPV) | 精度 |
Apple watch | 32〜34% | 93〜97% | 55〜78% | 84〜85% | 80〜84% |
低酸素検出の感度が低いため、実臨床での使用は限定的と考えられます。一方で、特異度は93〜97%と非常に高く、正常な人に対して誤って「低酸素」と表示されるリスクはごくわずかです。
また、陰性的中率(NPV)は84〜85%と比較的高く、測定結果が“正常”だった場合には、ある程度安心してよいと言えます。
ただし、「正常」と表示された人のうち、約15%は実際には低酸素状態だったという結果もあることから、命に関わる低酸素を見逃す可能性がある点には注意が必要です。
このような特性を踏まえると、医療現場での単独使用は推奨されず、補助的なツールとして慎重に活用すべきでしょう。
一般ユーザー向け|健康な人が気をつけたい血中酸素飽和度の使い方のヒント
Apple WatchのSpO₂測定はあくまで「ウェルネス機能」として提供されており、症状がない限りは医療的な判断材料として用いるべきではないとされています。
例えば、健康な方が測定結果として93%などの少し低い数値が出た場合、不安に感じるかもしれません。しかし、これは一時的な体位や皮膚の状態、装着位置、センサーの特性によって起こる変動であることが多く、臨床的な異常とは限りません。
・症状がある場合は 医療機関を受診を検討
・症状がない場合は SpO₂の値に一喜一憂せず、全体の傾向を見る
「自己判断で不安を深めない」「あくまで参考値として使う」という姿勢が大事です。
参考文献
- Windisch P, Schröder C, et al. Accuracy of the Apple Watch oxygen saturation measurement in adults: a systematic review. Cureus 15(2):e35355, 2023
- Rajakariar K, et al. Accuracy of smartwatch pulse oximetry measurements in hospitalized patients with coronavirus disease 2019. Mayo Clinic Proceedings: Digital Health 2(1):152–158, 2024
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検出機能と医学的可能性

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: SAS)は、高血圧の二次性原因の約5〜10%を占めるとされており、脳卒中、循環器疾患・糖尿病など様々な病気のリスク因子となります。
主な症状としては、
- 起床時の頭痛
- 日中の強い眠気や疲労感
- 睡眠中の窒息感や喘ぎ、繰り返す覚醒、習慣性の大きないびき、呼吸の一時的な停止
などが挙げられます。
特に肥満体型の方はSASのリスクが高いとされており、症状が軽度でも早期の気づきと対策が重要です。
Apple Watch Series 9以降では、加速度センサーを用いた睡眠時無呼吸検出アルゴリズムが搭載されており、FDA(米国食品医薬品局)の承認を受けています。
Apple Watchを就寝時に装着することで、睡眠中の呼吸の乱れが「高い」か「高くない」かを記録し、約30日間のデータを評価します。
ですので結果は30日経たないとわかりません。
30日間のうち継続的に呼吸の乱れが多い(高い)と判断された場合、「睡眠時無呼吸の可能性あり」という通知が届きます。
Apple Watchの睡眠時無呼吸症候群の検出の精度について
Appleが発表した試験の結果から、睡眠時無呼吸の検出性能は以下の通りです。
(※ここでも色々と数値が出てきますが、ややこしく感じる方は後半の「睡眠時無呼吸症候群機能のまとめ」だけご覧いただければ大丈夫です)
- 感度(中等度SAS〔AHI15〜30〕〜重度SAS〔AHI30以上〕の検出率):約66%
- 特異度(正常または軽度SAS〔AHI5〜15〕に対して、誤って通知しない確率):約95〜98%
※AHI(無呼吸低呼吸指数)とは、睡眠1時間あたりの無呼吸および低呼吸の合計回数を指し、この値によってSAS(睡眠時無呼吸症候群)の重症度が分類されます。
注目すべきポイント
- 正常群(AHI < 5)に対する特異度は100%
→ 通知が出た人は少なくとも軽症以上だったという結果 - 重症群(AHI ≥ 30)に対する感度は89.1%
→ 重症SASは高い確率で検出可能
感度66%ということは、中等度以上のSAS患者の約3人に1人は通知が来ない可能性があるということを意味します。
つまり、症状があってもApple Watchから通知が来ないケースもあり得るため、注意が必要です。
一方で、特異度95〜98%は非常に高水準であり、偽陽性(本当は正常なのに通知が来る)のリスクはきわめて低いといえます。
特に、正常者(AHI < 5)に対しては誤通知ゼロ(特異度100%)という結果が得られており、Appleはこの偽陽性を極限まで減らすようにアルゴリズム設計を工夫しているようです。
また、重症SASに対しては感度89.1%と高く、重症例に関してはApple Watchでかなり高精度に検出できると考えられます。
睡眠時無呼吸症候群の検出機能の特徴まとめ
- 軽症〜中等度SASの一部は見逃す可能性がある
- 重症SASに対しては高感度で検出できる
- 通知が出た人は、少なくとも軽症以上のSASである可能性が高い
したがって、
・通知が来たら要注意。精査に病院受診をお勧め
・通知が来ない場合でも症状がある人は安心せず、医師への相談を検討すべき
▼ 詳しい検証データはこちらからご確認いただけます
Apple’s overview of Estimating Breathing Disturbances and Sleep Apnea Risk from Apple Watch.
日常でも役立つ!医療系以外の便利機能
ここまではApple Watchの医療機能について紹介してきましたが、実は日常生活でも便利に使える機能がたくさんあります。
ここでは、医療機能以外で私が実際に活用している便利な使い方をご紹介します。
医師が実際に使うApple Watchのホーム画面を公開!
Apple Watchを持っていない方にイメージを持ってもらうために私のApple Watchのホーム画面を公開します。

インフォグラフという文字盤を使用し、以下のようなウィジェットを配置しています:
- 左上:アラーム設定(仮眠時に便利)
- 右上:カレンダーの予定表示(例:19時食事会)
- 右下:ストップウォッチ(処置・投薬時間測定などに)
- 左下:リマインダー
- 中央上:日にち
- 中央下:天気
- 中央左:心電図アプリ
- 中央右:Apple Watchのバッテリー
この画面をチラッと見るだけで、天気やスケジュール、to do確認、時間管理などすべてが完結し、よく使う機能へのアクセスも良好です。
私は情報を一覧で見られるスタイルが好きなので、このようにしていますが、Apple Watchの画面は好みに合わせて自由にカスタマイズできます。
もっとシンプルにしたり、デザイン重視にしたりと、自分らしい使い方ができます。
通知・タイマー・リマインダーなど日常での便利機能
◆ 通知とリマインダー
LINEやメールが来たときに、診察中や処置中などスマホを取り出せないシーンでも、Apple Watchなら手元でさりげなく確認できます。
またApple Watchだけで簡単な返信をすることもできます。
Apple Watchのホーム画面にはカレンダー予定やリマインダー内容を常に表示させておくことができ、次の予定やToDoの管理もスムーズです。
◆ タイマー・ストップウォッチ
点滴や処置時間の計測などに便利です。
昼休憩の管理にも活用できます。
◆ アラーム(振動のみも可能)
Apple Watchの振動のみのアラーム機能を活用すれば、仮眠中に音を出さずに静かに目覚めることができます。
当直室で他の医師の迷惑にならず、自分だけに振動で通知が届くのは大きな利点です。
◆ iPhoneカメラの遠隔操作
Apple Watchには「カメラリモート」機能があり、iPhoneを手に持たずに遠隔撮影が可能です。
集合写真などで離れてiPhoneからカメラを使用するときなどにも便利です。動画撮影もできます。
◆ iPhoneから音を出し探す機能
家にいてiPhoneがどこかになくなってしまうことなど経験はないでしょうか。
そんな時にApple Watchを操作しiPhoneを鳴らすボタンを押せば、iPhoneから音が出せ、すぐに見つけることができます。
逆に、iPhone側からApple Watchを鳴らすことも可能です。
◆ Apple Pay・Suica対応で通勤や買い物が快適に
Apple WatchではiPhoneが手元になくても、GPSモデル単体で以下の機能が利用できます:
- Apple Pay(VISA タッチ・iD・QUICPayなど対応)
- Suica・PASMOでの改札通過
私はApple WatchにPASMOの定期を入れて通勤しています。
いちいちiPhoneや定期券などをポケットから取り出さないで済むので非常に便利です。
Apple Watchの選び方
Apple Watchには色々と種類がありますが、具体的にどのように選べがいいかについて解説します。
どのApple Watchで健康機能は使える?シリーズ別対応まとめ
まずは、どのApple Watchで「心電図(ECG)」「SpO₂(血中酸素)」「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の機能が使えるか、シリーズごとに一覧でまとめてみました。
3つの健康機能が全部使えるのはSeries 9、10とUltra、Ultra 2です。ちなみに心拍数は全てのシリーズで使えます。
Apple Watchシリーズ | 心電図(ECG) | 血中酸素(SpO₂) | 睡眠時無呼吸(SAS) |
---|---|---|---|
Series 3以前 | × | × | × |
Series 4 | 〇 | × | × |
Series 5 | 〇 | × | × |
Series 6 | 〇 | 〇 | × |
Series 7 | 〇 | 〇 | × |
Series 8 | 〇 | 〇 | × |
Series 9 | 〇 | 〇 | 〇 |
Series 10 | 〇 | 〇 | 〇 |
SE(第1世代) | × | × | × |
SE(第2世代) | × | × | × |
Ultra | 〇 | 〇 | 〇 |
Ultra 2 | 〇 | 〇 | 〇 |
SE /Series 10/Ultraのどれを選ぶべきか、健康目的ならおすすめはSeries 10!
次は実際に「SE」「Series10」「Ultra」のどれを選べばいいかという点です。用途や重視する機能によって、最適なモデルは変わってきます。以下にそれぞれの特徴をまとめました。
- SE
価格は抑えめで通知や通勤、Apple Payなど基本機能は使えますが、心電図・SpO₂・睡眠時無呼吸の機能はすべて非対応。
健康管理を目的にするなら不向きです。
バッテリーは最大18時間、低電力モードで最大36時間
- Series 10(または9)
心電図・SpO₂・睡眠時無呼吸にすべて対応。
サイズ感や重量も日常使いにちょうどよく、機能と使いやすさ、値段のバランスが取れたモデルです。
バッテリーは最大18時間、低電力モードで最大36時間
※Series 9でも健康機能は同等ですが、10では画面の明るさや水深センサー、充電速度などが強化されています。
- Ultra / Ultra 2
Apple Watchのフルスペックモデル。心電図やSpO₂、睡眠時無呼吸機能へすべて対応に加え、
水深計・水温センサー・サイレン・高精度GPSなども搭載。
バッテリーは最大36時間、低電力モードで最大72時間
画面も大きく、耐久性も抜群ですが日常使いには少し大きくオーバースペックな場合もあります。
健康モニタリングを目的にApple Watchを使いたい方には、Series 10(または9)が最もバランスが良くおすすめです。
値段は張りますが、Apple Watchの機能を全部使いたい人や、大画面がいい人はUltraがおすすめです。
GPSかGPS+Cellularか?選ぶなら基本はGPSモデル!
Apple WatchにはGPSモデルとGPS+Cellularモデルがありますが、医師や医療従事者や一般的な使い方をする環境ではほとんどの場合GPSモデルで十分です。
GPS+Cellularモデルは、iPhoneが手元になくても通信ができる点が魅力ですが、日常生活では多くの人が常にiPhoneと一緒に行動していると思います。そのため、Cellular機能を実際に使う場面は限られるでしょう。
先ほども少し触れましたが、GPSモデルとGPS+Cellularモデルには以下のような特徴があります。
◆ GPS+Cellularモデル単体(iPhoneが手元になくても)で可能なこと:
- iPhoneが手元になくても、電話・LINE・メッセージが可能
◆ GPSモデル単体(iPhoneが手元になくても)で可能なこと:
- Apple Pay(iD・QUICPay)での決済
- Suica/PASMOによる改札通過
- 心電図・SpO₂・アラームなど主要機能はすべて使用可
- 単体では電話やLINE・メッセージは不可
GPS+CellularモデルでCellular機能を使うにはドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアと契約が必要で、大体月400〜500円程度かかります。一応GPS+Cellularモデルを買っておいて、キャリアと契約せずCellular機能を使わないというのでも大丈夫です。
私自身はGPSモデルを使用していますが、日常の使用では不便を感じたことはありません。Apple Watchの種類によってはGPS+Cellularモデルしか選べないものもありますが、ほとんどの人とってGPSモデルで十分に実用的と思います。
お得にApple Watchを手に入れるには?
Apple WatchはApple Storeや家電量販店などでも購入できますが、安く買いたい方にはAmazonがおすすめです。
実はAmazonにはApple公式ストアが出店しており、色やモデルでも多少変わりますが販売価格自体は基本的にApple公式と変わらないか数%安いかつ通常1%のポイントが付きます。
さらに、以下のような方法を活用すれば、実質的にお得に購入することが可能です:
- Amazonギフト券チャージによるポイント付与
- プライムデー・タイムセール祭り・初売りなどのポイントアップキャンペーン
- ポイント還元率の高い支払い方法(例:Amazon Mastercard)
これらをうまく組み合わせることで、数%〜数千円相当の還元が受けられることもあります。
同じ商品なら、少しでもお得に手に入れたいという方は、ぜひAmazonでの購入も検討してみてください。
気になる方は、下記のリンクからApple公式ストアのラインナップをチェックしてみてください👇
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Apple Watchは健康管理の第一歩としておすすめ!
Apple Watchはもはや単なる時計ではなく、健康モニタリングや医療支援の一端を担うデバイスへと進化を遂げつつあります。
心電図やSpO₂、睡眠時無呼吸の検出といった機能は、使い方によってはその後の人生に影響を与えるような重要な情報を得る手段となり得ます。
さらに、アクティビティの記録やスタンドリマインダー、リラックスを促すマインドフルネスアプリなど、日常生活の中で自然と健康意識を高める機能も充実しています。
「自分の健康、ちょっと気になってきたけど、何から始めれば…?」
そんな方には、まずApple Watchを手に取ってみるのがおすすめです。着けているだけで、日常の気づきが増え、健康への一歩を踏み出すきっかけになります。
ただし忘れてはならないのは、Apple Watchは診断機器ではなく通知機能や補助ツールであるという点です。表示された数値や通知はあくまで参考として捉え、体調に異変があった場合や異常が示唆された場合は、必ず医療機関で精査を受けることが重要です。
Apple Watchユーザーやミニマリストに向けた記事もオススメですのでよければチェックしてみてください。👉【2025年版】デジタル派・ミニマリストに贈る!仕事も日常も快適にするおすすめ神アイテム8選
テクノロジーと医学の融合により、日常生活の中でも健康への意識を高めるきっかけになることを願っています。
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